89800円からの自費出版

自費出版だったフロイトの「夢判断」

心理学者のジグムント・フロイト(1856年‐1939年)が書いた「夢判断」は、誰もが知っている精神分析の古典です。私たちの “無意識の領域”に踏み込んだ画期的な書籍で、「夢」は日常において抑圧されている無意識の欲求が表現されているとして、人間心理の闇に深く切り込んでいきます。
しかし、これが自費出版だったことを知っている人はそう多くはないのではないでしょうか?
1900年、フロイトは、「夢判断」の原稿をもって、出版社をたずねましたが、全く見向きもされなかったそうです。仕方なく自費出版をして、知人の協力を得ながら、初版600部を売り切るのに8年かかったとのことです。
この作品が、100年経ってもまだ読み継がれている名作であったとは、そのときの編集者には想像も出来なかったんでしょうね。
画家にも同じようなエピソードがありますよね。生きていた頃は画商に見向きもされず、死んでからその芸術的価値が理解されるようになったとか。

自費出版は自己満足だ、とする見方もありますが、誰に認められなくても、「自分の表現したいことを、最大の努力をもって表現した」と自分に言えれば、作品を書き上げた意味があるのではないでしょうか?評価は、その作品のもっている「力」と「運命」に任せる、そう覚悟すれば、なんか「すっきり」しますよね。


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