89800円からの自費出版

西原理恵子の「この世でいちばん大事な『カネ』の話」


「毎日かあさん」の作者、西原理恵子がスゴイ本を出した。
貧しさゆえに行き詰まった生活から抜け出したいと、高知から上京し武蔵野美術大学に通い始めた著者。自分の絵が下手なことに気づき、それを逆手にとり、なんとか生きる道を探る。陽のあたらない場所で生きる人々の悲しさと逞しさを、温かいまなざしと辛口なギャクで笑いとばす漫画を描いて、次第に認められていく。やがて、戦場カメラマンの夫と結婚し出産。夫のアル中、DV、自身のギャンブル、離婚、アジアで知った貧しい子供たちの現実、夫のがん発病、大事な自分の家族…。
そんな壮絶な人生を生きてきた西原は、「お金」を切り口として自分と世界との関わりについてするどい洞察をする。

いわゆる自伝的エッセイだが、自分や周囲を客観的に観察し、どうやって生き抜くかを自分で考え、行動していくその生き様は感動ものだ。(本当はこんな簡単な言葉でかたづけたくないのだが…)

よく誰でも一冊は「本」がかけるという。
自分の人生を書けば良いからだ。
他人から見れば平凡な人生であっても、その人がどれだけ真剣に人生に向き合ってきたかによって、その自伝は輝きを放つ。同じように見える体験でも、実は同じ体験はひとつとしてない。現実をどう感じ、どう考え、どう行動し、どう切り抜けたか。そして、今、人生をどうとらえているのか。そんな自伝を読みたいと思う。

2007年問題と騒がれた団塊世代のセカンドステージの幕開けにともない、自分の人生を書いて残しておきたいと思う人々も増えてきた。

是非、今、書いて欲しい。いつか…ではなく、今。
今、書くことは、まだまだ続く未来を、子供や孫のこれからの人生をより豊かにすることなのだから。


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