89800円からの自費出版

「最後のパレード」盗用疑惑

最近、世間を騒がしているベストセラー「最後のパレード」は、ディズニーランドでの、心温まる本当にあった話を33話掲載したものである。

盗用疑惑として持ち上がったのは、「大きな白い温かい手」と題した一編で、著作権を侵害する可能性が高いことを指摘されている。

「小さな親切はがきキャンペーン」の受賞作品「あひるさん、ありがとう」に、手を加えタイトルを変えて掲載したのだ。

現在、社団法人「小さな親切」運動本部は、出版社と著者と法的な問題について協議するとしている。
出版社や著者の言い分や、法的な処置については、今後のニュースを待つことにするが、「知らなかった」「ついやってしまった」わけではなく、やはり、「売れる本」にするためという意識が先走ったフライングだったような気がする。

数年前、元モーニング娘。の阿部なつみが、他人の文章を盗用した疑惑で、芸能界活動を中断する事件があった。

「いろんな人の文章を読んでいて、それが自分の文章なのか、人のものなのかわからなくなってしまった…」

と釈明していたが、書籍として販売するからには、「何も考えずに気軽にやってしまう」ことは許されないのだ。まして、知っていてやった場合はその罪は重い。

「この位ならまあ、いいか」
「どうせわからないだろう」
「日本語なんて、たまたま似てしまうことだってあるんだし…」

そんな気持ちになることは誰でもあるだろう。

タバコのポイ捨てや、電車内での携帯電話での通話など、やってはいけないと知っているけど、ついやってしまうという、あの心理だ。

でも、やっぱり「ものを書く」ことを楽しんでいる人は、自分の感じたことを自分の言葉で書いてほしい。

「書くこと」は自己表現をすること。
他人の文章を使っていては、自己表現とはいえないのだから。


(蛇足だが、著作権の問題は、立場によって見解が異なったり、意図的か意図していなかったか、などでその利益侵害の度合いも違ってくる。日常的に意識している出版社でも判断ミスすることがある難しい問題なのだ)

























この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

恐ろしくアホな「最後のパレード」著者の言い訳
Excerpt: 先日、ベストセラー(笑)「最後のパレード」に 盗作疑惑が出ていることを書いた。 しかも、読売新聞からの盗用で、 私はそれについて「随分とデカいとこからパクったもんだ」と評した。..
Weblog: 下町バカドールシアター
Tracked: 2009-04-25 00:32
にほんブログ村 本ブログ 自費出版へ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。